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「アニソン BIG3」Web 限定インタビュー取材日：2017.03.19
「マジンガーＺ」を歌い、そのキャラクターや“Z”ポーズなどで
お茶の間でも人気の水木一郎。
「ひみつのアッコちゃん」では主題歌と声優（80年代放映の作品について）を
務めるなど、少女アニメを中心に歌手・声優として活躍する堀江美都子。
ロックバンドのボーカルでの活動のほか、『ドラゴンボールＺ』の主題歌
「CHA-LA HEAD-CHA-LA」などのヒットを歌う影山ヒロノブ。
誰もが聞いたことのあるアニソンを歌う３人による“アニソンBIG3”。
３人で全国を巡り、アニソンを歌い続ける３人に話を聞きました。
アニソンを歌い続けてきた皆さんから、改めて自身が思うアニソンの魅力を教えてください。
水木：アニソンには夢や希望、勇気や愛、友情といった、人が生きるうえで忘れてはいけない大切なものがギッシリと詰まっています。歌えば元気になり、苦しいときには背中を押してくれる。それがアニソンだと思います。小さなこどもでも一度聴いたら口ずさめるほど、キャッチーなメロディと歌詞。それでいて、ロックからジャズ、ブルースに演歌など、さまざまな音楽の要素を取り入れているところが面白いですよね。「三つ子の魂、百まで」と言われるように、幼い頃の経験は人生に大きな影響を与えるものだと思います。その大切な時期に一番聴く音楽だからこそ、作曲家も、作詞家も、歌い手も、携わるすべての人が全身全霊を傾けて作っているんです。だからこそ、アニメソングは世代を越えて、言語の壁も、文化の壁も越えて、世界中の人々に愛され続けていると思います。
堀江：歌詞やメロディにはいつの時代にも色あせない普遍性があります。美しく力強く楽しい。キャッチーなアレンジで独特の世界観を作り出し、時に聴く人を癒やし、勇気・元気・希望を感じてもらっているんだと思います。
影山：アニソンは新旧に関わらず、100％ポジティブなパワーに溢れています。ストレスフルな社会において、最高のエナジードリンクだと思います。
ライブには幅広い年齢の方がいらっしゃっていますよね。アニソンが聴き継がれているような実感はありますか？
水木：今はCSやBSなどのチャンネルやネット配信など、再放送もたくさんあるし、DVDも手に入りますよね。お父さんやお母さんと子どもたちが同じ番組を見て共感したり、カラオケで主題歌を一緒に歌うこともできます。アニメや特撮が共通の話題になって、親子の絆がいっそう強くなるのはとてもいいことだと思います。
影山：BIG3コンサートでは、３世代で来てくださるお客さんもよくお見かけします。僕もそうなんですが、「宇宙戦艦ヤマト」や手塚治虫作品など、自分が子供の頃に見たアニメをたまに無性に観たくなるときがあります。観ると、大人になった今でもすごく感動します。そういう作品達のイメージを代表するもののひとつがアニソンだと思います。十分に世代から世代へ、引き継がれていると思います。
それぞれのソロコンサートにはないBIG３のコンサートならではの見どころは何でしょうか？
水木：それぞれ相手を変えてのデュエット曲や、3人揃って歌う曲もあり、バリエーションに富んだ構成が見どころです。ソロコーナーは、みんなの知っている代表曲から旬な新曲までを披露します。熱く燃える曲も、しっとり聴かせるバラードもあります。出たとこ勝負のトークも、仲のいい3人ならでは。思わぬ方向に話が脱線するのも毎度のことです（笑）。
影山：最終的には、みんなで楽しめて、「ああ〜アニソンっていいな〜」って思えることだと思います！
BIG３のライブは、観客みんなで手拍子したり、ポーズを取ったりと、客席も巻き込んでの参加型ですよね。
堀江：私たちのコンサートの原点は子どもに見てもらうためのステージでしたから、以前はよく子どもと一緒に歌ったり、アニメクイズのコーナーなどもやってたんですよ。
水木：全国各地をまわるアニソンBIG3。主要都市だけでなく、津々浦々で公演するのが特徴です。観客参加型のお遊びコーナーは、毎回、その土地その土地の名所や特産品などを盛り込んで、即興で実演しています。ご当地ネタは会場のお客さまとのやりとりから生まれるので、何が出るかはお楽しみ！
３人の関係性もこのコンサートを楽しむうえでの重要なポイントだと思います。付き合いの長いお三方ですが、それぞれの魅力について教えてもらえますか？
まずは、「マジンガーＺ」「バビル二世」「キャプテンハーロック」など、アニソン界のアニキ、水木一郎さんについて。
堀江：45年以上の長いお付き合いなので肉親のようでもあり、アニメシンガーのパイオニアとしては同志ですね。普段は妹思いの優しくて頼りになるお兄さんです。語りきれません…！
影山：アニキは基本、自由人で、縛ろうと思ってもできないタイプです（笑）。でも、リーダーとしての責任感がとても強い。最高です！
続いて、「キャンディキャンディ」「花の子ルンルン」「ひみつのアッコちゃん」など、少女アニメの主題歌や声優としても活躍する堀江美都子さんについて。
水木：散らかし放題になりがちなトークを軌道修正してまとめてくれる、頼れる存在です。考えるより行動が先に立つ自分にとっては、まるで頭が上がらない…。ただし、一度笑い出すとハマってなかなか抜け出せないことがあるんです（笑）。無邪気な様子は、かわいい妹のようでもあります。
影山：まずアニキがいて、その隣には絶対堀江さんがいて欲しいと思う存在。いつまでも変わらない歌声は日本の宝だと思います。
「ドラゴンボールＺ」の「CHA-LA HEAD-CHA-LA」「WE GOTTA POWER」など、パワフルな歌声を聞かせてくれる影山ヒロノブさんについて。
水木：年齢的にもキャリアからしてもいい大人であるにもかかわらず“やんちゃ坊主”であり、僕とミッチにとっては、焼きそばパンを買ってこい！というような永遠のパシリキャラ。実際にパシリに使ったことはないですけどね（笑）。かわいい弟分です。
堀江：知り合って30年近いのかな。その時から今もずっと刺激的で頑張ってる弟のような感じでしょうか？ いつも誰にでもフレンドリーなところは見習わなくちゃと思っています。
次にこのエリアで行うライブは、5月21日（日）豊田市民文化会館になります。ライブに向けて最後に一言お願いします！
水木：親子3世代、誰もが笑顔になれるコンサートです。ぜひみなさんでお集まりください。
堀江：私たち3人が揃えばみなさんに笑いと元気と感動をプレゼント出来ると思います。ぜひ私たちの歌を聴きにお越しください！
影山：また愛知県でBIG3ができて本当に嬉しいです。当日頑張ります。みんながハッピーになれる最高のアニソンコンサートにしたいと思います。
5/21 SUNDAY
アニソンBIG3 スーパーライブ2017
チケット発売中
■会場／豊田市民文化会館
■開演／17:00
■料金(税込)／全席指定 一般￥4,000 高校生以下￥3,000
■お問合せ／豊田市民文化会館 TEL.0565-33-7111(月曜休館)
※未就学児入場不可
