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清水ミチコのシミズム

国ツアーで土日は各地に足を運んでいる私。
ライブは趣味のようなものなので、
週末はこんな楽しいことがあるか?
と上機嫌です。
もともと旅好きなのも手伝ってるのでしょうね。
各地で美味しいものを食べたり、
道の駅に寄ってもらって、
地元の方の手作りのお菓子なんかを買ったりしてると、
生きててよかった、とすら思えてきます。
また、B級グルメという存在も、
その地方をよく表してステキな世界です。
食べ物なのに、どことなくユーモアすら感じられますよね。
いばらず、おごらず、愛されている風土食には、
たくましさも漂っています。
愛媛では今治の焼豚玉子飯を食べたり、
大阪ではイカ焼き、
岡山では刻んだたくあんのマヨネーズ和えが入った
サンドパンも美味しかったあ。
桃太郎寿司(バラちらし)はB級グルメじゃないけど、
千円でのクオリティの高さにカンゲキしました。
今回はコロナもあったりして、
なんと4年ぶりのツアーになってしまいましたが、
タイトルは「清水ミチコ大感謝祭〜作曲法SPECIAL~」。
作曲法とは何かというと、モノマネではなく、
色んなアーティストさんの作詞の仕方や作曲の特徴を、
私が歌でまとめたり、軽くつっこんだりしてるシリーズです。
今回の新ネタは小田和正さんでした。大物。
これまでお会いしたのは3回ほどですが、
初めてお目にかかった時の言葉は忘れられません。

「キミ、僕のモノマネしないでね(ニコニコ)」
でした。笑いました。まだやってないのに止めるとは。
あんなクールに見えて、なんて面白い方なんでしょうか。
前に私の武道館公演も観に来てくださった小田さん。
作曲法なので、モノマネには当たらないと思いますが、
このネタはなんて言われるかなあ、と思ってたら、
「どんな中身?」と言うので
「これこれこうです」と説明すると、
「うまいこというね。ホントだ」とのことでした。
よかったあ!
B級グルメの私のライブも、
ぜひ皆さん味わってみてくださいね。