このあいだ、細野晴臣さんのラジオ番組
「DaisyHoliday！」にゲストで出てきました。
皆様には私の気持ちがわかるでしょうか。
ものすごーく嬉しかったのです。
長年、ラジオであるいはradikoで聴いてきた好きな番組なうえに、
もともと私は細野晴臣さんの大ファンなのです。
ちなみにこの番組の収録場所は、
いつも細野さんのご自宅にある渋くてカッコいいスタジオ。
オーディオもインテリアも、センスのかたまりです。
まるで彼の心臓部に包まれるかのようで、
音楽ファンなら誰だってワクワクすることでしょう。
ラジオ局に向かって歩く姿なんて、
なるほど細野さんにはお似合いではありません。
ご自宅のスタジオで、というのが、細野さんらしいカンジ。
細野さんらしさはここだけではなく、
時間にもあらわれていました。
なんとこのオファー、過去に
「よかったらラジオに出てよ。
ボクのことだから具体的な話は遅くなると思うけど。」
と言われたことがあったのですが、
（遅くなるって、いったいどのくらいなんだろうな～）
と思ったのが１０年前。
そう、夢が現実になるまでに、
時間は１０年も経っていたのです。
夜も更けたころに流れる番組で、
私が一番老けてたという。（やかましいわ）。
ところで、この収録には私より
大ファンを自認する私の弟もちゃっかり出演。
弟は細野さんと共演もしたことがある経験の持ち主なのですが、
なんだか三人でモノマネもしたりして、
おのおのがコキおろしたり褒めたりといい感じになって、
一週分の収録のはずが二週分となり、
これもまたいい収穫でした。
嬉しかったのは、細野さんが「シミズさんはホント、
ボクのまわりにいるユーミンとかアッコちゃんとか、
モノマネがすごく上手いよね～」と褒めてくださったあと、

「きっとモノマネのプロの芸人たちは
シミズさんの登場に驚いてるんじゃない。」
と、言ってくださったこと
（そんなの聞いたことないけど）。
プロの仲間入りみたいで、
すっかり新人みたいな気持ちになれ、
結果的には２０歳は若返った気持ちになりました
（異論は認めません）。