ミニスカートからスラッと伸びる女性の足フェチで、常日頃から「股の下をすりぬける風になりたい」と言っているのだが、そんな俺にもまだ性に目覚めていない純粋な時代があった。中学2年生の頃、隣のクラスの女の子と付き合うことになったのだが、手もつながず、放課後にしゃべったり、たまに一緒に帰るくらいでビンビン絶頂だった。そんなある日の放課後、その子から誕生日プレゼントで「ビートルズのカレンダー」をもらった。俺のビートルズ好きは学年でも有名で、ボンジョビ最盛期だった当時にそんな奴は俺くらいしかいなく目立っていた。「あいつにはこれやっとけばOK」的な、選ぶ方は楽な感じだったかもしれない。当然もらって喜んだのだが、喜んでいる隣でその子は、文化祭かなんかで使う為に置いてあった子供用の「ブーブー」、いわゆる小さいおもちゃの車にまたがって遊んでいた。その時その子の靴下がちらっと見えた（当時は制服のスカートが床に着く程長い時代）。くるぶしの下までしかない短くて白いその靴下の端には、女の子らしくメルヘンなレースの模様があった。ピアノの発表会とか、親戚の集まりで女の子がおめかしした時に履くような靴下。ごくごくありふれた感じなのだが、その模様がなんというかメルヘン的で俺の中でめちゃくちゃ違和感があり、まったく受け入れる事ができなかったのだ。実家の車のシートに被せてあるカバーのような、なにかダッさい部分を見てしまった気になって、直視する事ができなかった。それ以来、俺は女性らしいメルヘン模様のある靴下、パンティ、ブラジャーが嫌いになってしまった、そして俺は下着全般が嫌いになったのだ。なので、下着ドロボーの気持ちが全く分からない。だから、下着ドロボーになることは一生無い。さらに女の子の服を脱がす時に、下着の段階になると目をつぶるようになったのだ。そしてついに目をつぶっても下着を脱がせられるようになったのだ！俺の特技だ。そんな俺と同じ特技をもつ君たちに捧げよう！今日はこの１枚。

「Rubber Soul」 THE BEATLES 1965年作品
Amazon音楽ランキング56355位

ようやくビートルズの紹介ができました。男４人組イギリスのロックバンドで1962年にデビューして70年に解散。つい最近ドキュメンタリー映画をやってましたね。世界的超有名バンドです。まだ聞いた事がなくて何から聴けば良いの？という方にこの１枚をお勧め。中期のビートルズで勢いが上がりっ放しです。ロック魂を揺さぶる「DriveMyCar」「TheWord」ドが付くほど名曲「ノルウェーの森」「InMyLife」「Michelle」キュンとなる極上POP「NowhereMan」「Girl」「I’mLookingThroughYou」などギッシリ詰まってます。もし「DriveMyCar」のAメロの下ハモを歌っているのがジョンではない。と分かるなら君はもうビートルズファンです！ビートルズが好きになった中１の夏、親戚のお兄ちゃんに言われました「これでもう人生変わっちゃうよ」と。本当にその通りになってしまいました。その時はサッカー選手になるのが夢でしたからね。笑。というわけで、今回は「B.（ビートルズ）のおかげでM.（目）をつぶってもS.（下着）をN.（脱がせられる）ようになりました的ミュージック」でした！