先日、北海道で行われた大型ロックフェスRISINGSUN2015inEZOに行ってきました。ネモトラボルタで行ってきたと言いたい所ですが、PE’Zというバンドのスタッフとして同行しまして、裏方として参加したわけです。現場では様々なアーティストのライブが繰り広げられ大変盛り上がっていましたが、実のところ、それにはまったく興味がなく、頭の中は「すすきの」でいっぱいで、下半身の方が盛り上がっていました。かつては「エッチなお店に行くお金欲しさにギターを売った男」と噂された俺ですが、北海道の地を訪れるのは実に10年ぶり。すっかり右も左も分からない状態で、仕事を終えてホテルに戻ると、速攻コンビニへ向かい電話帳ほど分厚い本を購入。本業を開始しました。しかし、どこに電話しても予約でいっぱい。も〜ここでいいや！とだいぶランクを落としても予約が取れない。かつて「エッチなお店に印税すべてをつぎ込んだ男」と噂された俺としては非常に不甲斐なく、腹が立ってきたので、もう1人同行していた後輩スタッフKに電話しました。ところがまったく電話に出ない。寝てるわけがないのでしつこくかけたらやっと出まして「なにしてんの？」と聞くとKは「さんぽ」と答えました。は？あやしいと思いしつこく問いつめると「耳かきのお店に行ってました」と白状しました。俺が苦戦している間にしれーっと女の子とヨロシクやっていて、おまけに何だその小さな嘘は！と余計に腹が立ち、俺は再び本業の電話に集中しました。結局予約が取れたのは１時間半後。本業をスタートさせてから実に３時間経っていて、結果、寝不足となりました。そんな地方出張にお悩みの方に捧げる１枚はこちら。

「AllThingsInTime」 LOURAWLS1976年作品
Amazon音楽ランキング367,086位

ルーロウルズというアメリカの男性歌手です。ジャズやソウルを歌っていて、その低音ボイスがたまらないです。ジャケットのせいもあるかもしれませんが、内容もとっても「ゴージャス」。このアルバムの２曲目「別れたくないのに」がヒットしたのですが、個人的には７曲目の「ピュア・イマジネーション」が大スキです。インチキDJをしていた20代の頃、夜中3時のピークを過ぎて明け方4時くらいにこの曲をかけてたりしましたね。心地良く上質なソウルです。俺も電話なんかに必死にならず、この人くらい夜をゴージャスにダンディに決めてみたいものです。
というわけで今回は「H.（宝石箱）のような、S.（すすきの）で、D.（電話予約）は、O.お早めに！）」的ミュージックでした！