みなさん、こんにちは。ネモトラボルタのボーカル＆ギターのネモです。いかがお過ごし？唐突ですが、みなさんは風●に行くお金がほしくて、自分の大切にしているものを売ったことがありますか？俺はあるんです。それはギターです。黒いグレッチ。どうしても行きたくなって勢いで売ってしまったのですが、数か月後、社長に「今度のライブはあの黒いギターで行こう！」なんて言われてしまい、とっさに「今修理中で…」とか言ってうやむやにしたのですが、真実を告げるのに数年かかりましたね…。風●といっても色々種類がございまして、業界ではしばしば「直球」と「変化球」といった表現がなされます。「変化球」ばっかり行く人もいます。照明さんに多いですね。昔、ある照明さんが「変化球」に行ってる最中にぐでんぐでんに酔っぱらいながら困った顔して「今日は娘の誕生日なんだよ～」と言ってたのには笑いましたけどね。というわけで、今日ご紹介するのはこちら。

「CURTIS」CurtisMayfield（1970年）Amazon音楽ランキング52,915位

カーティス・メイフィールドというアメリカのソウルシンガーです。ギターを弾きながら歌うスタイルで、作詞作曲もします。これはソロ活動を始めた時の1枚目のアルバムです。彼の根底にはゴスペルが流れているので、社会問題と向き合った曲も多いのですが、包容力というか、人間的な大きさを感じます。そして彼の独特なファルセット・ボイスを聴いていると、とても気持ちが温かくなって「大切なもの」に気づかされる。そんな気がします。俺もこんな風に人として成長し、良い父親になって、子供を育てて、愛にあふれた音楽を作って行きたいな…と、思います。え？ギター売ってるじゃねーかって？いいんです、遠回りしないと気付かないこともあるわけでして…(笑)というわけで、みなさんも、俺や照明さんみたいにならないよう、大切なものは見失わないようにしましょーね！というわけで、今回は「T大切なものをM見失ってはいけないとO教えてくれるS素晴らしいミュージック」でした！良かったらまた次回も読んでくださいネ！