2018年05月16日 NEWS! エミ・マイヤーが再始動!3年振りのアルバムリリースも年内に。
暖かなスモーキー・ヴォイスのシンガー・ソング・ライター、エミ・マイヤーが3年振りとなるオリジナル・アルバムを年内にリリース予定!いち早くインタビューを紹介します。

今年の1月にお母さんになったばかりのエミ・マイヤーが本格再始動します。6月には静岡に「頂-ITADAKI-2018」に出演、そして年内に3年振りとなるオリジナル・アルバムのリリースも予定されています。それに先駆け、5/16(水)にシングル・カットされた「ドリーム・ポエトリー」も配信が開始された。今回のアルバム、レコーディングは音楽の街(Music City)として有名なテネシー州ナッシュヴィルというのも興味深い。インタビューではその辺りも含め、ニュー・アルバムについて語っている。
《エミ・マイヤー・インタビュー》
Q:アルバムのレコーディングはいつから、いつまでしましたか?
エミ・マイヤー(以下:EM)去年の8月の頭から半ばまででした。
Q:なぜナッシュビルで行ったのですか?
EM:実は2015年にニューヨークでライブをした後、ナッシュビルを通って西海岸までドライブをしたのです。その時に一晩だけ泊まったけれど、音楽に満ちた街だと感じました。その頃から「ナッシュビル」 というテレビ番組も見ていて、何よりソングライティングを優先する街だなと感心していました。歌詞を一言一言慎重に繋げていく作業は「キャッチーさ」や「覚えやすさ」よりその「芸術」を優先している印象があって、それほど真剣に作詞作曲を見つめる人と一緒にアルバムを作れば、きっと勉強になると思いました。
Q:プロデューサーのことを教えてください。
EM:Lowell ReynoldsとJordan Lehning。LowellはBlackbird Studioのトップエンジニアで、私の経験ではエンジニアもプロデューサーのような大事な存在だと思います。JordanはLowellの紹介で、ストリングスのアレンジもできるので、その2人とプロデュースすれば、一人一人の特徴が違っていいバランスになると思いました。
Q:スタジオのことを教えてください。
EM:Blackbird Studioはナッシュビルでも有名なスタジオでMartina McBride夫婦のスタジオです。そのスタジオの中でD室が最も暖かく特別な響きがあることで知られています。 一流のカントリー・ミュージシャンもポップミュージシャンも使っている施設で、次の世代を養うために若いエンジニアやプロデューサーの学校もあります。Blackbirdという名前はMcBride夫婦がビートルズの大ファンであるからです。スタジオにはビートルズの本やグッズが飾ってあり、セッションからの息抜きにそのページをめくるのも良かったです。
Q:いつものレコーディングと違うところはありましたか?
久しぶりのオリジナルアルバムなので、今までの経験を重ねて、プリプロからスタジオまで昔より自信をもって意見を言えるようになりました。それと同時に作業をスムーズに進められるよう、自分の方向性が時々違うということも素早く判断できるようになりました。新しい街にきて、やはり最初のアルバムの頃みたいにこの作品はどう聴こえるんだろう、より今はどんな「音」を作りたいのかに集中できました。そして妊娠していたので常に歌ったりテイクを聴いたり、お昼のランチをしている時も、体の中のもう1人の命に意識が向いていましたね!なので無理せず、楽しむことが1番大事だということは常に心がけていました。そして、ナッシュビルの音楽シーンと業界はLAとNYのとまた違うので、その違いが新鮮でまた面白かったです。日本みたいに時間はこまめで南部だから礼儀も大事にする街だと思いました。
Q:レコーディングで印象に残っているところはありますか?
みんな家族優先で、深夜までの共作セッションや録音セッションは少なかったです。平日はできれば学校から子供を迎えに行ったり、夕ご飯は一緒に家族と食べる、日曜日は家族と過ごす、など。妊娠中の私にはスタジオ内も非常に居心地良かったです。
<エミ・マイヤー(Emi Meyer)プロフィール>
日米を拠点に活動するシンガー・ソングライター。日本人の母親とアメリカ人の父親の間に京都で生まれ、1才になる前にアメリカのシアトルに移住。07年にシアトルー神戸ジャズ・ボーカリスト・コンペティションで優勝。デビューアルバム「キュリアス・クリーチャー」は iTunes Storeや多くのCDショップのJAZZ チャートで首位を獲得。iTunes StoreではJAZZカテゴリーの年間ベスト・ニュー・アーティストにも選ばれた。暖かなスモーキー・ヴォイスは数々のCMでも聞くことができる。また、Jazztronik、ケン・イシイ、大橋トリオ、Def Tech、さかいゆう、永井聖一(相対性理論)、冨田ラボ、SPICY CHOCOLATE、DJ OKAWARIらとの共作曲でも幅広い層に支持されている。2015 年にリリースしたジャズ・スタンダード・アルバム「モノクローム」はiTunes Storeのジャズチャートでシングル、アルバムともに1位となった。
オフィシャルサイト:http://emimeyer.jp/

(リリース情報)
NEW SINGLE 【5/16 配信開始】
「ドリーム・ポエトリー」(ライブ情報)
6/2 SATURDAY・3 SUNDAY 【チケット発売中】
「頂 -ITADAKI- 2018」
6/2に一夜に一組だけの「キャンドル・タイム」に出演決定!
会場:静岡 吉田公園特設ステージ
(静岡県 榛原郡 吉田町 川尻 4036-2)
開演時間、料金などはホームページ(http://www.itadaki-bbb.com/)をご覧ください。
2018年02月14日 <観劇レポート! チェルフィッチュ「三月の5日間」リクリエーション>
この作品という「レンズ」で、心の“視力”を調節しながら考える。
社会や人々はどう変わったのか、変わらなかったのか?


2004年に演劇カンパニーチェルフィッチュによって初演された岡田利規作『三月の5日間』。役者が役を演じるのではなく、語るという形で舞台が進行する手法も話題を呼び、翌年岡田は同作で岸田國士戯曲賞を受賞することとなった。現在、活動20周年を記念して、20代の新たなキャストによる『三月の5日間』リクリエーションと銘打つ公演が全国7都市をめぐるツアー中で、2月16日・17日には愛知県芸術劇場小ホールでの上演がある。昨年12月、横浜のKAAT神奈川芸術劇場での公演を観た。
物語は2003年3月、イラク戦争が開戦した日前後5日間の東京を舞台にしている。ライブで知り合い、5日間渋谷のラブホテルに居続けになる男女や、渋谷での反戦デモに参加することとなった男性二人などの行動が、若者特有のだらだらしゃべりで、役者たちによって語り継がれていく。戯曲が発表された当時は、戦争という大きな出来事とごく普通の人々の日常との対比とが際立っていたように思うが、それから14年の月日が流れ、我々日本人にとっても戦争が決して対岸の火事ではないような、あるいは、そもそも対岸の火事のように思っていたこと自体が幻想だったのではないかと思えるような、そんな時代になりつつある。この作品という“レンズ”を通して、心の“視力”を調節し、遠くに、近くに、時代や感覚の移り変わりをも見ているような、そんな思いにさせられる。また、ただ新奇なだけの手法は月日の経過と共に飽きられていくものだが、役者が役を演じるのではなく、語る形で舞台を進めるというここでの手法は、この年月で定着した感がある。そうして見えてくるのは、劇作家の巧みな作劇術であり、作品の古びぬ力である。新たにトラフ建築設計事務所が手がけた舞台美術も清新な印象を残す。作品誕生からの年月のうちに、社会は、人々は、そして我々の生はどう変わり、そしてまた変わらなかったのか。そんなことを深く考えさせられる舞台である。
取材・文=藤本真由(舞台評論家)
<公演概要>
2/16 SATURDAY・2/17 SUNDAY【チケット発売中/当日券あり】
チェルフィッチュ『三月の5日間』リクリエーション
◎作・演出:岡田利規
◎出演:朝倉千恵子、石倉来輝、板橋優里、渋谷采郁、中間アヤカ、米川幸リオン、渡邊まな実
◎舞台美術:トラフ建築設計事務所
■会場/愛知県芸術劇場小ホール
■開演/2/16(金)19:30 2/17(土)13:00
■料金(税込)/一般 ¥3,000 U25 ¥1,000(日時指定・全席自由・整理番号付)
※U25は、公演日に25歳以下の方が対象です(要証明書・数量限定)。※車椅子でのご来場の方はお問合せ先まで事前にご連絡ください。
※当日券は開演の1時間前より販売
■チケット/
チケットプリコグ(peatix)http://precog-jp.net/tickets/
愛知芸術文化センター内プレイガイド TEL 052-972-0430
※10:00~19:00(土日祝休は18:00まで)/月曜定休・祝休日の場合、翌平日
■お問合せ/株式会社precog TEL:03-6825-1223(平日11:00~19:00)
2018年01月15日 <参加者募集!>渋さ知らズオーケストラとつくる音楽会を知立で開催!

フリージャズを基調にジャンルレスで圧倒的なパフォーマンスを繰り広げる音楽集団「渋さ知らズオーケストラ」が愛知県知立市でワークショップとコンサートが一体化したイベントを開催します。このイベントでは「聴いて見るより、参加したほうが面白い!」を合い言葉に広く参加者を募集しています。
まず、2/9〜11に、渋さ知らズオーケストラのメンバーが講師となり、音楽組、美術組、踊り組の3つのワークショップを開催します。それぞれの参加者は、3日間、楽しくミッチリと濃厚な「渋さワールド」に触れることができルことでしょう。音楽組は、手にもって動けるアコースティック楽器なら、何でもOK!渋さ知らズオーケストラの曲を演奏したい人はもちろん、とんでもない楽器を持参してくれるような人も大歓迎とのこと。美術組は、舞台美術に興味がある人、渋さ知らズオーケストラの世界観に魅了された人、ステージを一緒に作り上げたい人などを募集。踊り組は、舞踏とダンスに別れ、渋さ知らズオーケストラの演劇的な側面が大好きな人、とにかく踊って自己表現をしたい人を待っている。また、参加者は最終的には2/12の本公演に登場!「祝祭的」な渋さのステージに出演できるという、ファンには堪らない企画となっています。
熱狂的な渋さのファンも、なんとなく楽しそうだな、と思ってる人、単に祭好きな人…貴重なこの機会をお見逃しなく!もちろん普通にコンサートを見たい人も待ってます♡
<公演概要>
2/12 MONDAY・HOLIDAY 【チケット発売中】
「しみん音楽会 渋さ知らズオーケストラ in Chiryu」
■会場/パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)
■開演/17:00
■料金(税込)/一般¥2,000 22歳以下¥1,000
*ワークショップは2/9〜11に開催。参加費:一般¥1,000
■お問合せ/パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)TEL.0566-83-8100

<渋さ知らズオーケストラ プロフィール>
1989年9月、不破大輔を中心に第一回目のライヴを行う。
フリージャズをベースにした大所帯バンドだが、オーケストラ編成だけでなく、中編成や小編成でも活動する。芝居の音楽伴奏が出発点の一つとなったこともあり、演劇的感覚が強い。演奏にはジャズ、ロック、フォーク、歌謡曲など様々な要素が混在し、ジャンル分けを拒む音楽である。ステージはミュージシャン、舞踏家、ダンサー、パフォーマー、映像などによって構成され、同時多発的な「イベント」が連続し、観客を熱狂させていくことから、祝祭的なバンドと評される。
フジロック(日)、グラストンベリー(英)、メールス(独)、ロッチェーラ(伊)、ナント(仏)、ケベック(加)をはじめとする、国内外の大型フェスティバルで高い評価を受け、数度の長期ヨーロッパツアーを行っている。2016年はグラストンベリー(英)に2度目の出演をし、ベルギー・ドイツ・スイス・イタリア・スロバキュア・オーストリア・ポーランドのフェスや単独公演を行う。また、「天幕渋(テント渋さ)」と呼び、自ら巨大テントを建てての公演も行っている。これは渋さ知らズがバンドであると同時に、「場」であることを示しており、芸能のラディカリズムを意識したものである。
2018年01月05日 <コメントムービー>1/7ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 ニューイヤーコンサート開催!

オペレッタの殿堂による
ニューイヤー・コンサートの決定版!
新年を華やかに飾る至福のひととき!
毎年おなじみ、オペレッタの殿堂がウィーンの名歌手に、バレエダンサーを加え、楽しい舞台を繰り広げるウィーン情緒たっぷりのコンサート。ウィーン・フィルと並び世界最高のウィンナ・ワルツ、ポルカを聴かせてくれるウィーン・フォルクスオーパー交響楽団。
今回名古屋初登場、美しさと実力を兼ね備えたソプラノ、アドリアーナ・クチェローワを迎え、絶品のワルツやシュトラウスの名曲などをふんだんに取り入れた華麗なプログラムでお楽しみいただきます。
公演直前のクチェローワから、美声と合わせて名古屋公演へのコメントが届きました!
ぜひご覧ください!
<公演概要>
1/7 SUNDAY 【チケット発売中】 当日券は14時から発売!
第21回スーパークラシックコンサート
キユーピースペシャル
ニューイヤーコンサート2018
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
■会場/日本特殊陶業市民会館フォレストホール
■開演/15:00
■料金(税込)/全席指定 S¥10,000 A¥8,000 B¥6,000 C¥4,000 U25¥2,000
※U25はアイチケット(電話)のみ取り扱い
■お問合せ/東海テレビ放送 事業部 TEL.052-954-1107(平日10:00〜18:00)
■チケット/東海テレビチケットセンター TEL.052-951-9104(平日10:00〜18:00)
アイチケット TEL.0570-00-5310
斬新な演出が観る者の意識を集中させる
まさに“激情”あふれる舞台

劇場空間に立ち会い、そこで起こることを経験できるのが演劇の醍醐味だが、この作品はまさしく、体感することがさまざまにある舞台である。舞台写真でわかるように、まずその斬新な舞台美術から、ほかにはない衝撃を受けるはずだ。このガラスで閉ざされた10の部屋の中で6人の女優が演じ、唯一どの部屋にも出入り自由な1人のダンサーが女優たちと絡みながら、舞台は進んでいくのである。では、そこで何が演じられるのか。『この熱き私の激情 それは誰も触れることができないほど激しく燃える あるいは、失われた七つの歌』と題されたこの作品は、高級娼婦という過去を持ち、36歳の若さで自らこの世を去ったカナダ生まれの女性作家ネリー・アルカンを描いたものである。カナダの演出家マリー・ブラッサールによって、彼女残した4編の小説をコラージュした戯曲が生まれ、舞台化された。
ネリーが小説に書き、6人の女優たちがそれぞれテーマごとに発する言葉は、実に生々しく痛々しい。「幻想の部屋」の芦那すみれが語るのは、自分の肉体や老いることへの恐怖。「天空の部屋」の小島聖は自然や宇宙への憧れを話し、「血の部屋」の霧矢大夢は幼くして死んだ姉をはじめとする家族のことを思う。両親が男の子を望んだという事実から自身の存在に疑問を投げかけるのは、「神秘の部屋」の初音映莉子だ。そして、「影の部屋」の松雪泰子が死の魅力について語り、最後の「ヘビの部屋」の宮本裕子が地獄から叫ぶかのように、子どもの頃のことなど、心の澱を吐き出していく。いずれもどこかに、ことに女性であれば共感できる言葉が潜んでいる。もちろん痛みを抱えながら生きているあらゆる人にとって、突き刺さるものがあるだろう。
しかも、閉ざされた部屋で演じる演出が、女優たちの言葉に意識を集中させる効果を高めるのである。語るときにはその部屋だけに灯りがともり、それぞれに個性的な身体表現を伴いながら心の叫びを見せる。また、一切目を合わせることもできないなかで、何人かで声を重ねる場面もある。イヤーモニターから聞こえる互いの呼吸を感じ取って演じていく様が、女優たちのつながりを感じさせる。そして実際に、ダンサーの奥野美和が、女優たちを、彼女たちの言葉を、つなげていく。この痛みを分かち合って強く生きていこうとでもいうように。耳と目と心を研ぎ澄まし、自分の人生を顧みずにはいられない舞台である。彼女たちが表現する“激情”を浴びることで、観る側も一歩踏み出せるかもしれない。
(取材・文:大内弓子)
<公演概要>
12/9 SATURDAY・12/10 SUNDAY【チケット発売中】
メ〜テレ開局55周年記念
「この熱き私の激情」〜それは誰も触れることができないほど激しく燃える。
あるいは、失われた七つの歌〜
◎原作/ネリー・アルカン ◎本案・演出/マリー・ブラッサール ◎翻訳/岩切正一郎
◎出演/松雪泰子、小島聖、初音映莉子、宮本裕子、芦那すみれ、奥野美和、霧矢大夢
■会場/穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
■開演/12月9日(土)19:00 12月10日(日)13:00
■料金(税込)/全席指定 ¥9,000
U-25チケット¥5,000
※観劇時25歳以下対象・当日指定席券引換・座席数限定・要本人確認書類
■お問合せ/メ~テレ イベント事業部 052-331-9966(平日10:00~18:00)
■チケット/メ~チケ【オペレーター電話受付】052-308-5222(平日10:00~18:00)
※未就学児入場不可
