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2013年10月03日 <チケットプレゼント>茂山千五郎家 狂言会「お豆腐の和らい」~LOHAS~
チケットプレゼントです!
茂山千五郎家ファンクラブ・クラブSOJA企画、制作の狂言公演「お豆腐の和(わ)らい」が、10/14(月・祝)に名古屋市で開催されます。この「お豆腐の和らい」は、狂言を初めてご覧になる方々により分かりやすく、茂山千五郎家の狂言に親しんで頂くための公演です。企画制作から会場の準備、チラシ制作、そして当日の会場内でのスタッフに至るまで役者自身が担うという、茂山千五郎家ならではの狂言会。でもなぜ「豆腐」なのか??それは茂山千五郎家に伝わる、ある話に由来しています。
ご紹介します。
<お豆腐狂言>
茂山千五郎家では「お豆腐のような狂言師」という言葉が語り伝えられています。その言葉は、二世千作(十世千五郎正重)への悪口に由来しています。
その昔、狂言や能が一部の特別な階層の人々だけのもので、能舞台以外での上演などはいけないと考えられていた時代。二世千作は地蔵盆・結婚式・お祝いの会など色々なところに出向いては狂言を演じ続け、仲間からは、どこにでも出て行く「お豆腐のような奴だ」と言われていました。京都では常々おかずに困ったら「お豆腐にでもしとこか」などと言いますが、それと同じように「茂山の狂言はお豆腐や」と悪口を言われました。
しかし二世千作は「お豆腐で結構。それ自体高価でも上等でもないが、味つけによって高級な味にもなれば、庶民の味にもなる。お豆腐のようにどんな所でも喜んでいただける狂言を演じればよい。より美味しいお豆腐になることに努力すればよい。」と、悪口を逆手にとりました。
それ以来、わたしたちは家訓としてこれを語り伝え、「余興に困ったら、茂山の狂言にでもしとこか」と、気軽に呼ばれることをむしろ私達は喜びたいと思っています。
いつの世も、どなたからも広く愛される、飽きのこない、そして味わい深い。そんな「お豆腐狂言」を、広めていきたいと考えております。
素敵な話ですね。狂言は「お笑い」ですから、どうか気軽に茂山狂言を楽しんでくださいね。
そんな茂山千五郎家の狂言会「お豆腐の和らい」~LOHAS~に、2組4名様をご招待いたします!ご希望の方は住所・氏名・年齢・ご職業・当選の際のご連絡先電話番号と共に、「お豆腐の和らい」希望と明記の上、当ホームページの「CONTACT」よりメールにてご応募ください。応募〆切は10/8(火)深夜24:00メール到着分までといたします。当選者の方にはMEG編集室よりチケット引換券を郵送させて頂きます。当日受付にてチケットとお引き換えください。どんどんご応募ください!
<お豆腐の和らい ~LOHAS~ 名古屋公演>
日時:10/14(月祝)14:00開演
会場:名古屋市西文化小劇場
演目:
(鐘の音)太郎冠者 茂山千五郎、主人 丸石やすし、仲裁人 茂山童司
(お茶の水)新発意 茂山宗彦、老僧 松本薫、女 茂山逸平
(腰祈)山伏 茂山虎真、太郎冠者 島田洋海、祖父 茂山茂
※アフタートーク司会 茂山正邦