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2025年03月18日 <記者発表レポート>椎木樹人インタビュー
いま演劇界を疾走する万能グローブ ガラパゴスダイナモスと、ゴジゲン主宰の松居大悟、そしてミュージシャンの小山田壮平がタッグを組んだ群像コメディ劇がやって来る!福岡愛をキーワードに斬新な演出と演技で魅せる群像コメディドラマ。新時代の演劇シーンを見逃すワケにはいかない!


劇団『万能グローブ ガラパゴスダイナモス』主宰の椎木樹人が『見上げんな!』大阪公演のPRのため来阪。今作では劇団『万能グローブ ガラパゴスダイナモス』(以下ガラパ)の役者陣に加え、福岡にゆかりが深い全国区の客演俳優を集めるもの。そしてガラパの座付作家:川口大樹のオリジナル脚本を演出するキーマンに東京で劇団ゴジゲンを主宰する松居大悟を迎えて、音楽をミュージシャンの小山田壮平が書き下ろすという、稀有なる注目の舞台となる。
椎木率いる『ガラパ』は、福岡で2005年に旗揚げ。ちょうど創設20周年を迎える節目の年となる。椎木自身、幼い頃から舞台に興味を抱き、高校での演劇部への入部が役者キャリアのスタートだったという。福岡を中心に演劇活動を続けつつ、全国公演も精力的に行ってきた。
演出を担当する松居大悟と椎木は同い年で、高校生までともに福岡市で育った。ただ社会に出るまでは特に交流はなかったという。そんなふたりは、京都の劇団『ヨーロッパ企画』に衝撃を受け、東京と福岡でお互いが別々の劇団を立ち上げていた。
今作は、ガラパ(川口&椎木)、ゴジゲン(松居)、小山田壮平が、故郷の福岡で
新劇場(福岡市民ホール 中ホール)のオープニング公演として共同で作り上げるもの。
「福岡っておもしろい街なんです。新しモノ好きというか、劇団立上げ当時は、福岡出身というだけでウケていた時代でもありました。東京志向というより、福岡という土地の潜在的なパワーを全国の人に伝えたい、また福岡にも東京や関西のような小劇場ムーブメントを起こしたい」という気持ちで、福岡を本拠地とするこだわりは今後も変わらないという。
「今作は福岡を皮切りに、大阪、東京と巡演しますが、日本を代表する三都市それぞれの土地で作品が変化していくんじゃないかと僕たちも期待しています。」
作品は駆け出しの映像作家三月(みづき)を取り巻く物語。故郷福岡からオファーが来た仕事は解散寸前のおじさんバンドのMV制作という風変わりな仕事……。地方と都会とが交錯して全編が博多弁で繰り広げられる群像コメディドラマに仕上がった。
「ガラパはコメディドラマが売りなのですが、笑いを前面に押し出すイメージだけが先に来ると、関西のお客様に対して自らハードルを上げてしまうことになる…ので注意しています(笑)。笑いの質には神経質だけど、一度、懐に入れてもらえれば、とことん楽しんでくださるのも関西のお客様の印象です。」
今注目のクリエーターが福岡というキーワードでつながった見逃せない公演となりそうだ。
万能グローブ ガラパゴスダイナモス×ゴジゲン×小山田壮平
『見上げんな!』大阪公演
◼️会場/近鉄アート館(大阪市阿倍野区〔あべのハルカス近鉄本店〕ウィング館8F)
◼️日時/
4月17日(木)19時開演 ★アフターイベント:小山田壮平ミニライブ
4月18日(金)14時開演 ★アフターイベント:トークショー/ゲスト:野田裕貴(梅棒)
4月18日(金)19時開演 ★アフターイベント:トークショー/ゲスト:大歳倫弘(ヨーロッパ企画)
4月19日(土)13時開演
4月19日(土)18時開演 ★アフターイベント:ガラパ名物 生コメンタリー
4月20日(日)13時開演
◼️料金:中央前列指定席7,000円、一般指定席6,000円、U-25席(25歳以下限定)3,500円
◼️チケット/チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、カンフェティにて発売中
◼️お問い合わせ/キョードーインフォメーション 0570-200-888
