HOME > MEGLOG【編集日記】 > <会見レポート>いよいよ今週末に愛知公演が迫る!NDT プレミアム・ジャパン・ツアー2024

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左:髙浦幸乃(NDT1所属ダンサー)中:エミリー・モルナー(NDT芸術監督)右:唐津絵理(愛知県芸術劇場芸術監督)
©Tatsuo Nambu

才能豊かな気鋭振付家と世界中から集まった選りすぐりのダンサーたちによる共同制作で、オランダのハーグを拠点に新作上演を続けている、世界的なコンテンポラリー・ダンスカンパニーであるネザーランド・ダンス・シアター(NDT)。5年ぶりとなる来日ツアーは愛知県芸術劇場・高崎芸術劇場・神奈川県民ホールの3劇場で開催。これに先立ち5/22にオランダ王国大使館で記者会見が行われ、NDT芸術監督のエミリー・モルナーとNDT1に所属する日本人ダンサーであり本公演に出演する髙浦幸乃、今回の統括プロデューサーを務める愛知県芸術劇場芸術監督で、Dance BaseYokohamaアーティスティックディレクターの唐津絵理の3 名が登壇した。

今年は人気振付家による全5作品を、会場/公演日ごとに異なる組み合わせで3作品ずつ上演する特別プログラム。2020年より同職にあるエミリー・モルナーは「NDTの芸術的ヴィジョンを堪能できるプログラムで、5作品すべてがNDT1(※今回来日する23〜37歳までのダンサーが所属するカンパニー)のために作られた多様で革新的な精神が感じられるラインナップ。私たちのダンサーによる卓越した技巧と幅広い表現力によって、世界中で絶え間ない進歩を遂げるコンテンポラリー・ダンスの最前線を目の当たりにできるはず」と語った。

愛知県芸術劇場の公演日は2日間。7/12(金)は、日本での本格的なデビューとなるシャロン・エイアール&ガイ・ベハールが手がける、16名のダンサーがヌーディーなボディスーツに身を包んで繊細かつ強靱な肉体のアンサンブルを披露する《ジャキー》(2023年初演)、舞台上に置かれた机20台をダンサーがランダムに出入りしながら休みなく踊り続ける、巨匠ウィリアム・フォーサイスの代表的な「テーブルダンス」が展開する《ワンフラットシング,リプロデュースト》(2000年初演)、そして日本人ダンサー2人が登場しジャパニーズ・ホラー的な要素も垣間見えるガブリエラ・カリーソ(※ピーピング・トム芸術監督)による映画的な世界観の《ラ・ルータ》(2022年初演)の3作品を。7/13(土)は《ワンフラットシング,リプロデュースト》と《ラ・ルータ》に加えて、降りしきる雪を背景にブラームスの2つのチェロ・ソナタにのせて紡がれる幻想的な世界を描くクリスタル・パイトの《ソロ・エコー》(2012年初演)の3作品を上演する。


©Tatsuo Nambu

現在総勢27名のNDT1団員のうち日本人ダンサーは3名。今回はメンバーとして初めての日本凱旋となる福士宙夢と、前回の2019年に続き2度目となる刈谷円香、髙浦幸乃の2名が来日。5作品すべてに出演する高浦幸乃(2015年からNDT1所属)は「これまでも常に進化し革新を追求してきたNDTだが、エミリーが監督になって更にそのクリエイティヴィティが高まったと感じる。彼女が紹介する振付家にはダンサー出身者だけでなく、サーカス団員や演劇人など多彩で今後のコラボにも期待している。今回のステージはどれもユニークで全くタイプの違う5作品。それぞれが客席に届くスピードも同じではなく、ダイレクトなものもあれば、観れば観るほど面白くなる作品もあるので、日本のお客さんがどのように受け止めてくださるか、その反応がとても楽しみ」と意気込みを語った。

◎Interview&Text/東端哲也

7/12 FRDAY・13 SATURDAY 【チケット発売中】
NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)
プレミアム・ジャパン・ツアー 2024
◼️会場/愛知県芸術劇場 大ホール
◼️開演/7月12日(金)19:00 7月13日(土)14:00
◼️料金(税込)/SS¥14,000*完売(パンプレット付¥15,000 *完売)
         S¥13,000 A¥10,000(U25¥5,000)
         B¥7,000(U25¥3,500) C¥5,000(U25¥2,500)
◼️お問合せ/愛知県芸術劇場 TEL.052-211-7552
※4歳以下入場不可